前々回はサーバーに関して。そして前回はドメインに関してお話してまいりました。
サーバーとドメインの取得方法、そしてサーバーとドメインの設定。
反映されるまでの大まかな時間などなどをお話してきました。
今回は前回までのフローをクリアし、反映も完了してからの作業のご紹介となります。
web、ブログサイトを持とう
それでは実際にwebサイト、ブログサイトを制作していきましょう。
webサイト、ブログサイトの制作には大きく分けて3つの方法があります。
すべて自分で制作する
webサイトを作るための仕組みや構造などの専門的な知識があれば、webサイトをゼロから制作することが出来ます。デザインはもちろん、webサイトを表示させるためのHTML、CSSと言った言語などの知識が必要。
テンプレートなどを利用して制作する
CMS(WordPressなど)を使用しゼロからではなく、数多くある無料・有料のテンプレートを使用してwebサイトを作ることも出来ます。一部専門的な知識も必要になる場合もありますが、テンプレート配布サイトにマニュアルがある場合がありますので、気軽にwebサイトを制作することが可能です。
サービスを利用する
webサイトを誰でも簡単に制作するツールがインターネット上では多く存在しています。You Tubeを見ていると偶に広告が入ったりしませんか?「Wix.com」なんてよく聞く名前だと思います。サーバーやドメインも取得しなくても一部の機能であれば簡単に制作することが可能です。
WordPressで制作してみよう
今回ご紹介するのは「テンプレートなどを利用して制作する」方法になります。
WordPress(ワードプレス)
聞いたことありませんか?
多分どこかで、それこそYou Tubeの動画などで「アフィリエイトサイトを制作するなら!」とか、「webサイトの管理・運営なら!」などなど一度くらいは耳にしたことがあるかと思います。
今回はそんな「WordPress」のインストール方法からデフォルトサイトでの立ち上げまでをご紹介したいと思います。
その前に
WordPressに関してちょっとご紹介。
WordPress(ワードプレス)はPHPというプログラミング言語で作られているCMS(コンテンツマネジメントシステム)の一種で、ブログやWebサイトを作る事ができる無料のオープンソフトウェアです。
世界中でもっとも多く利用されているCMSと言われていて、日本でも人気が高く、利用されたCMSのうち約8割がWordPressで構築されていると言われていくるらいに人気です。
オリジナルで運営しするとなるとある程度の専門的な知識が必要になりますが、テーマと呼ばれる好みのテンプレートを選ぶことで他のサービスには無い高いクオリティのサイトを運営することが出来ます。
WordPressをインストールしよう
それではいよいよ、WordPressをインストールし、自分だけのサイト(ブログ)を取得しましょう。
WordPressのインストール方法は2つあります。
1つは最近のサーバー会社ならほとんどがついているサービス「WordPress(CMS)インストール」などのツールを使って自動インストールする方法。
もう1つはWordPressの公式サイトから一式をダウンロードし、FTPソフトを使ってサーバーへアップロードする方法です。
公式サイト https://ja.wordpress.org/
ダウンロードページ https://ja.wordpress.org/download/
FTPソフトを使ってのインストール…こちはちょっと初心者には向かないかもしれません。
それはなぜかと言いますと、偏に「専門的な知識」が必要になるからです。
ですので、契約したサーバーにもし「簡単インストール」などWordPressを半自動的にインストールしてくるサービスがある場合はそちらをご利用いただくのが初心者の方には簡単かと思います!
エックスサーバーを使っての「WordPress簡単インストール」方法
それでは、今回私が契約したエックスサーバーを使って簡単インストールに関しての方法をご説明させて頂きたいと思います。
と言っても既にエックスサーバーさまの方にはマニュアルが用意されており、その通りに設定しただけなんですが。。。
マニュアル「WordPress簡単インストール」
マニュアル
https://www.xserver.ne.jp/manual/man_install_auto_word.php
マニュアルを読むと少し前後する部分があるんですが「先にデーターベースを作る」と書かれているのですが、調べて見たんですがどうやら「自動でデータベースを作成する」で問題なくWordPressは稼働するようですね。
ですので、今回はマニュアルに従いつつも、多少私なりに変更してWordPressを設置した方法をご紹介しましょう。
サーバーの管理画面へログインする
WordPressの自動インストールは基本的にサーバーの管理画面から行いますのでログインしておく必要があります。登録時に届いているメールに記載されているアカウント情報をログイン画面で入力(コピペ)します。
対象ドメインを選択する
「WordPress簡単インストール」をクリックし「WordPressインストール」タブをクリックし設定していきます。
インストールする対象のドメイン横にある「選択する」をクリック。
WordPressインストールを選択
「WordPressインストール」のタブを選択し、ブログ名やユーザー名などの必要内容を入力していきます。
サイトURL | ドメイン名/wp |
ブログ名 | webサイト、ブログのタイトル |
ユーザー名 | WordPress管理画面へのログインユーザー名 |
パスワード | WordPress管理画面へのログインパスワード |
メールアドレス | 登録するメールアドレス |
キャッシュ自動削除 | WordPressのキャッシュを、Cronによって一定間隔で自動的に削除します。 キャッシュの自動削除機能は、サーバーパネルの「Cron設定」より確認・編集・削除が可能です。 |
データベース | 利用するデータベースを指定します。 特に利用予定のデータベースが無く、今回新たに作成する場合は、「自動でデータベースを生成する」を選択してください。 |
ユーザー名とパスワードはWordPressの管理画面にログインする際に必要になりますので必ずメモをとりましょう。
入力内容の確認
確認後問題なければ「インストールする」をクリックするとWordPressが自動的にインストールされます。
インストール完了
下記の図の様に、「WordPressのインストールが完了しました。」と表示されればOKです!
さいごに
お疲れさまです!
これで無事にWordPressのインストール作業が終了いたしました!
サイトURLをクリックするとデフォルトの画面が表示されるかと思います!
こちらの画面が表示されていれば無事にインストールされています。
記事などはまだ投稿しておりませんが、インストールの際に「Hello world!」という記事だサンプルとして投稿されています。こちらは必要は無いので、後で削除してしまいましょう!
さて、次回はWordPressの設定を少し紹介させていただこうかと思います!