WordPressのバックアップをUpdraftPlusで取得してみよう。

WordPress

今回はWordPressのバックアップをUpdraftPlusで取得したお話となります。

いつもですとBackWPupを使ってバックアップを取得していたんですが、グーグルドライブの方にバックアップを取得したかったのでUpdraftPlusを試して見ることにしました。
BackWPupは有料版(Pro)ではGoogle Driveへのバックアップデータを取得することが出来るみたいですが、無料版でないかな?と調べていたところ、UpdraftPlusにたどり着きました。

UpdraftPlusで検索すると「脆弱性」「サイト乗っ取り」というワードがヒットします。
調べてみたところ、過去のバージョンで保存されているバックアップデータが管理者権限を持っていない第三者がダウンロードできたり、最悪な場合サイト乗っ取りに繋がり得るという情報が、セキュリティ会社Jetpackの研究者であるMontpas氏がプラグインのセキュリティ監査中に発見し注意喚起したもようです。

すでにインストールされている方は、バージョンをアップデートしてお使い下さい!
また今からインストールされる方もバージョンが最新のものか必ずご確認下さい!

UpdraftPlusとは

UpdraftPlus は、バックアップと復元を簡単にします。世界で最もランキングが高く人気のある定期バックアッププラグインで、現在のアクティブインストール数は300万サイト以上です。ファイルとデータベースをクラウドにバックアップし、ワンクリックで復元できます。

インストールとツアー

プラグイン 新規追加 > UpdraftPlus を検索

インストールをクリックし、完了後に「有効化」をクリックするとページが画像のように切り替わりますので、「スタートするにはここをクリック」をクリック

ツアーの通りに進んでみましょう。
今すぐバックアップ」をクリック

ここもまた、「今すぐバックアップ」をクリック

バックアップが開始されます。

バックアップ終了

無事にバックアップが取得できましたね!
どこにバックアップデータが取得されているのか、など気になりますが今はツアーに任せて次に進んでいきましょう!

設定

設定画面に移動」をクリック

バックアップのスケジュールを設定とのことです。

デフォルトでは「ファイルバックアップのスケジュール」と「データベースバックアップのスケジュール」共に「手動」で「保存しておく数2」になってますね。
とりあえず今はそのままにしておきましょう。

保存先を選択(選択または選択解除するア​​イコンをタップ)

私はGoogle Driveに保存したいのでGoogle Driveを選択しました。Dropboxや他の保存先を希望の方はすみませんがご自分で試してみてください。

フォルダー名はそのままで良いので、認証を行います。「Sign in with Google」をクリック。

アカウントを選択します。

許可をクリック

説明文をしっかり読みましょう。
・Google ドライブの全てのファイルの表示、ダウンロード
・このアプリで使用するGoogle ドライブ上の特定のファイルのみの参照、編集、作成削除
と記載されます。
現在Google ドライブを使用していて、注意事項を読んで、心配の方は別のバックアップを取得するために新たにGoogleアカントを取得するのも良いかもしれません。

許可をクリックすると画面が下記画像のように切り替わります。

Google翻訳を掛けた画面

翻訳してみると、セットアップを完了するには「Complete setup」を押してくださいとあるので、Complete setupをクリック

認証が完了しWordPressの画面へ戻ります。
最後に「変更を保存」します。

ファイル、データベースの下にスケジュールが表示されます。

Google Driveにバックアップされるか試しにテストしてみましょう。
今すぐバックアップ」をクリック。

このバックアップをリモートストレージに送信」横の(…)をクリックすると画像のように送信先が表示されます。

Google Driveにチェックが入っていることを確認して「今すぐバックアップ」をクリック

バックアップが完了すると「既存のバックアップ」にバックアップ内容が表示されます。

Google Driveを確認したところ問題なく保存されていました!

最後に

今回はバックアップの取得と自動設定の方法をご紹介させて頂きました。
バックアップを取得すれば万が一にも対応できる可能性もあります。(場合によっては無理なときもありますが…。)
とはいえ、取得してもなにかあったときの対応方法がわからないと意味がありませんので、次回は復元方法をご紹介したいと思います。

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