こんにちは、カササギです。
今回はお客様からの要望でお問い合わせメールに通し番号をつけたいとのことで、対応させて頂いた備忘録となっております。
お問い合わせが増えると、管理が難しくなってくるとのことで、様子見としてお問い合わせ番号を設定し、メールと共に管理・運営し漏れが少しでも無いようにしていきたいとのことで、今回は通し番号（連番）やタイムスタンプを追加できるプラグイン「Serial Number for Contact Form 7」を導入させて頂きました。
Contact Form 7について過去にいくつか紹介しておりますので、気になる方は是非御覧ください。
Serial Number for Contact Form 7とは
Contact Form 7は、WordPressサイトで最も広く使用されているお問い合わせフォームプラグインの一つです。しかし、フォーム送信ごとに一意のお問い合わせ番号を生成して管理する必要がある場合、その機能は標準搭載されていません。そこで、「Serial Number for Contact Form 7」が役立ちます。このプラグインを使用すると、お問い合わせ番号を簡単に自動生成し、管理することができます。
インストール方法
WordPressの管理画面にログインし、プラグインメニューから「新規追加」を選択し、検索バーに「Serial Number for Contact Form 7」と入力。
プラグインが表示されたら、「インストール」ボタンをクリックし、 インストールが完了したら、「有効化」をクリックします。
設定方法
サイドメニューの「お問い合わせ」をクリックし、「シリアル番号設定」をクリック。
設定したいコンタクトフォームを選択。
表示設定から「通し番号」にするか「タイムスタンプ」にするかチェックを入れて設定し、表示オプションの接頭語を入力（NO. など）し、必要な項目にチェック。
問題無ければ設定をクリック。
すると表示例に設定した内容が掲載されます。
高度な設定
メール送信が失敗した場合にカウントを増加させない方法などもありますので、この辺はご自分の管理スタイルに合わせて設定してください。
番号タイプ
| 表示形式 | フォーマット | 表示例 |
| 通し番号 | {接頭語} {カウント} | 001 |
| タイムスタンプ (UNIX時間) | {接頭語} {UNIX時間} {カウント} | 1658310024-001 |
| タイムスタンプ (年月日) | {接頭語} {年月日} {カウント} | 20220720-001 |
| タイムスタンプ (年月日 + 時分秒) | {接頭語} {年月日} {時分秒} {カウント} | 20220720-184111-001 |
| ユニークID | {接頭語} {UID} {カウント} | VTPHN8EHQB-001 |
タイムスタンプ (UNIX時間)とは
タイムスタンプ（UNIX時間）は、コンピュータシステムで日付と時刻を表すための一般的な形式の一つです。UNIX時間は、協定世界時（UTC）での1970年1月1日午前0時0分0秒からの経過秒数を表します。具体的には、1970年1月1日午前0時0分0秒を基準として、その後の経過秒数を数値で表現したものです。
1712912393 ⇒ 変換 ⇒ 2024年04月12日17:59:53
ちなみにですが、UNIX時間から日付に変換するサービスなんかもありますし、エクセルでも同様に日付に置き換えることができますので、99999件以上のお問い合わせが届く見込みがある場合は、タイムスタンプを検討したほうが良いかと思います。
Contact Form 7での設定
メールタグをコピーしContact Form 7のフォームエディターで、通し番号を追加したい場所に、ペーストします。
たとえば、フォームの特定のフィールドに通し番号を表示したい場合は、そのフィールドの直前や直後メールタグを追加します。
これで設定は完了です。
Contact Form 7を使用してフォームを送信すると、指定した形式で通し番号が生成され、フォームデータと一緒に送信されます。
まとめ
今回はContact Form 7のメール内容に通し番号を設定する方法をご紹介しました。
Serial Number for Contact Form 7プラグインを使用すると、お問い合わせ番号の生成と管理が容易になります。WordPressサイトでお問い合わせフォームを活用する際に、このプラグインの導入を検討してみてはいかがでしょうか？
